作 武本英之 演出 西河 大
音楽 岡田京子 脚本協力 木村 快
美術 下条倬弘 制作 熊倉正博
後援 小金井市 協力 つくば観光交通株式会社
日 | 曜 | 開演 | |
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9月2日 | (金) | - | 午後7時 |
9月3日 | (土) | 午後2時 | 午後7時 |
※開場はそれぞれ30分前、各回80名の予約制。
会場 現代座会館地下1階 現代座ホール
料金 一般 3,500円 NPO現代座会員 3,000円 小中高生 1,000円
9/4(日)は、同会場にてタクシードライバーの祭典【タクシードラ イバーズフェスタ2011】が開催され、特別記念公演として本公演が行われます。
倒産寸前の郊外の小さなタクシー会社。
先代社長の急逝で息子の祐喜が二代目社長を任されることになった。
祐喜は「これからは先代のやりかたじゃだめだ。サービス精神が第一だ」と、
ことごとく新しいやり方を持ち込む。
先代が頼りにしていた古手のドライバー岩下巌太郎は、
サービスも大事だがタクシーは安全第一だと主張して対立する。
常務として祐喜を助ける姉の蝶子は、ベテランドライバーとの絆が大事と説くが、
聞く耳をもたない祐喜にお手上げ状態。
ある日口論の末、祐喜の口から、実は四年前に岩下が人身事故を起こしたことが明かされる・・。
岩下は十年間お世話になった「青島タクシー」を去ろうとするが、目の前に四年前接触事故をおこした相手の「貴子」が小さな松葉杖を持ってあらわれる。
岩下が作った小さな松葉杖が壊れたので直して欲しいと言う。この杖を使って「安全第一、一歩一歩」を合言葉に一生懸命リハビリをしたのだった。
この言葉こそ、岩下が仕事に行くときに必ず手を合わせてつぶやく、額におさめられた先代社長の言葉だった。
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タクシー乗務員 岩下厳太郎 |
タクシー乗務員 吉田 |
タクシー乗務員 戸隠 |
障害者施設職員 |
熊倉正博 | 中村保好 | 黒澤義之 | 平内秀信 |
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二代目社長 裕喜 |
タクシー乗務員 小泉 |
タクシー乗務員 翔太 |
トメさん |
小林大輔 | 畠山範義 | 高椋誠司 | 大畑孝子 |
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定食・山田屋 マサ子 |
裕喜の姉 蝶子 |
根岸貴子 | |
真知尚子 | 東 志野香 | 田中なつみ |
武本 英之
自分の生き方が時代に合わなくなった時、
人は時代に合わせて臨機応変に変われるものだろうか。
人によっては滅んでいくしかないのかも知れない。
どこかに希望はないのだろうか。
昔気質のタクシードライバー・ガンさんの生き方を通して、
見捨てられる人々を生産する
今の時代に向け、そんなんでいいんですか、
と問うてみた。